忠兵衛ぐでんぐでん日記

高知の歴史好きが作ったプチ武将列伝&ざっくばらんな話集等です。

勝手に仏教

「般若心経~」21

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「無苦集滅道」( むー くー しゅー めつ どうー) の個所です。 相変わらずの「無」シリーズですが張り切っていきましょう!! この「苦集滅道」ですが、仏教においての心理…

「般若心経~」20

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 前回ご説明しました、無明と老死って何ぞやについてお話してみます。 この二つの言葉は「十二因縁(じゅうにいんねん)」と言って 仏教で考える人の苦しみの原因を絶ち、苦し…

「般若心経~」18

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「無無明」( むー むー みょー )「亦無無明尽」( やく むー むー みょー じん ) まだまだ「無」無双が続きます・・・ 「無明」という言葉が両方に入っていますね。 無明(…

「般若心経~」17

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「無眼界」( むー げん かい )「乃至無意識界」( ない しー むー しー しき かい ) 「眼界」というのは(がんかい)とも言って漢字の通り解釈すると視界と同じ意味です。…

「般若心経~」16

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「無眼耳鼻舌身意」( むー げん にー びー ぜっ しん いー )「無色声香味触法」( むー しき しょー こー みー そく ほぉー) まず、「無眼耳鼻舌身意」からいきます。 お釈…

「般若心経~」14

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「是故空中」( ぜー こー くぅ ちゅー ) 「是」は「この」というニュアンスで大丈夫だと思います。 「このお菓子おいしいね。」のこのです(笑) では 「故」とはどういった…

「般若心経~」13

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「不増不減」(ふぅー ぞぉー ふぅー げん ) ここは説明の必要もないと思います。漢字のまんまですね。 「不増」は増えない。「不減」は減らない。 合わせてみると 「不増不…

「般若心経~」12

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「不垢不浄」(ふー くー ふー じょう ) この個所も言葉の通り解釈するとよろしいかと思います。 「垢(く)」という言葉は仏語においては心を汚す不浄なもの(自分たちを苦…

「般若心経~」11

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「不生不滅」(ふー しょー ふー めつ ) ここは言葉の通り解釈するとよろしいかと思います。 「不生」は、生まれる事の否定なので生まれない「不滅」は、滅ぶ事の否定なので…

「般若心経~」10

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「是諸法空相」(ぜー しょー ほー くー そー ) 「是」は「この」や「これ」、 「諸法」は、「万物」「全ての現象」といった所でしょうか。 漢字の通りで訳したら 「もろもろ…

「般若心経~」09

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「受想行識」「亦復如是」です。 (じゅー そー ぎょー しき)(やく ぶー にょー ぜー) と発音します。ここはリズム的に覚えやすいかな? 前回説明しました、五蘊の「色」以…

「般若心経~」08

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 今回は・・・ 「色即是空」「空即是色」です。 (しき そく ぜー くー)(くー そく ぜー しき) と発音します。この辺りは覚えにくい個所ですね・・・ 意味としては前回お話ししました。 …

「般若心経~」07

「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。 中身の意味についての介錯ですが、このあたりから・・・ よく分からなくなります。 うーん・・・って感じなのでゆっくり行きますよ~。 今回は 「色不異空」「空不異色」です。 「色」とは…

「般若心経~」06

舎利子とは何ぞや?? 般若心経に登場するこの3文字・・・一体どういった意味なんでしょうか。 答えは簡単。「舎利子」(しゃー り- しー)とは お釈迦様のお弟子さんのお名前です。 元々般若心経はお釈迦様が瞑想中に、観音様が舎利子に対し、空について…

「般若心経~」05

「般若心経」の内容について私なりに勉強しながら訳しています。 今回は 「照見五蘊皆空」「度一切苦厄」です。 お経風に読むと、 (しょー けん げー ごー うん かい くー) (どー いっ さい くー やく) 「照見」(しょうけん)とは 仏教用語で 「物事の…

「般若心経~」04

「摩訶般若波羅蜜多心経」という「般若心経」の正式名称を 「大いなる智慧を完璧に理解する心のお経なんだよ」 と訳しました。 さぁ!いよいよ今回からは本文の意味に移っていきますね。 先は長いかもしれませんが、少しずつ・・・少しずつですよ~(笑) で…

「般若心経~」03

「般若心経」の正式名称 「摩訶般若波羅蜜多心経」(まかはんにゃはらみったしんぎょう) ってどんな意味でしょう。 「摩訶」 って 「摩訶不思議」 の「摩訶」でしょうかね。 実は仏教用語ではおなじみの言葉なんです。 「摩訶般若波羅蜜多心経」以外でも 「…

「般若心経~」02

「般若心経」は(はんにゃ しんぎょう)について少しずつお話していきます。 おそらくですが、日本の中で最も有名なお経ではないでしょうか。 仏壇に向かってじいちゃんやばあちゃんが、唱えているイメージが根強くあります。ですが、最近では若い人の間でも…

「般若心経~」01

「般若心経」は(はんにゃ しんぎょう)と言われ、広く知れ渡っていますよね。 私も小さなころから聞いたりしていました。真言宗の開祖「空海」は香川県で生まれ、四国には霊場八十八か所のお寺もあり、私、高知に住む者といたしましても、何とも所縁多い宗…