忠兵衛ぐでんぐでん日記

高知の歴史好きが作ったプチ武将列伝&ざっくばらんな話集等です。

「般若心経~」06

舎利子とは何ぞや??

般若心経に登場するこの3文字・・・一体どういった意味なんでしょうか。

答えは簡単。「舎利子」(しゃー り- しー)とは


お釈迦様のお弟子さんのお名前です。

元々般若心経はお釈迦様が瞑想中に、観音様が舎利子に対し、空についてのお話をされている様子をお経に
したんです。

般若心経に出てくるくらいなのでこの舎利子。すごいお弟子さんなんでしょうね。ちょっと
調べてみました。
般若心経には2回名前が出てきますね。

 

正しくは「舎利弗」(しゃりほつ)という名前で、お釈迦様の十大弟子の一人です。

「シャーリープトラ」とも言われるみたいですね。

サンスクリット文字とかよくわからないので、あまり気にしないほうがいいよ^^

十大弟子の中でも特に優秀だったのがこの

舎利弗」と

「目連」(もくれん)さんで、
二人は幼馴染でした。

ある日、二人は立派な修行者に出会います。名前を「アッサジ」と言って、
お釈迦様の最初の弟子(弟子は五人いました)の一人です。
気になった舎利弗はアッサジに声を掛けました。

「あなたのお師匠様は。どなたですか?」

すると、アッサジは

「私の師匠は釈迦といいます。私はまだ新参者なので、詳しくは話せませんが、
 師匠は、全ての出来事には必ず原因があって、いずれ滅んでしまうと言っています。」

なんと舎利弗はこの話を聞いただけで悟りを開いてしまいます。(ほんまかよ・・・)

舎利弗は目連にこの話をすると目連も悟りを開きます。(なんでやねん)

そして二人は釈迦の弟子となりました。

信憑性は置いておいて、釈迦の優秀な弟子としては間違いなかったのでしょうね。