「般若心経~」22
「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。
今回は・・・
「無智亦無得」( むー ちぃー やく むー とく)
の個所です。
「無智」とは「悟りは無い」という意味になります。
※智という漢字は仏教では悟りになり、知とは別で考えましょう。
「無得」は「得は無い」という意味になりますね。
仏教においての「得」とは「涅槃(ねはん)」を得ることなんですね。
おいおい、涅槃ってなんやねんですよね。
とりあえずおいておて・・・
この言葉の間に「亦」という漢字がついているので、
「無智亦無得」 = 「悟りを開くこともなく」 亦 「涅槃を得ることもない」
といった感じです。
「亦(また)」という漢字の意味は「同じく」となります。
なので、「悟りを開くこともなく、同様に涅槃を得ることもない」がよさそうですね。
では、お待たせしました
この涅槃(ねはん)ですが、
「この世の全ての煩悩より解脱した悟りの境地」という意味があるようです。
悟りよりもさらに超越した究極の悟りといった感じで理解しておくと良いかもしれません。
こんなの完全に理解できてたらとっくに悟り開いちゃっていますよね・・・
凡人の私としてはなんとなく理解している程度でございます。