「般若心経~」19
「般若心経」について少しずつ私が勉強したことをお話しています。
今回は・・・
「乃至無老死」( ない しぃー むー ろー しー )
「亦無老死尽」( やく むー ろー しー じん )
「乃至(ないし)」は「何かから何かまで」という意味です。
何かの部分にある「無老死」とは
無は「んなこたぁ無い」で
老は老い(年を取ること)、
死は死亡する
事になりますね。
これが乃至の後ろについていますので
「何か から 老死 まで」で後ろ側の何かが埋まりましたね。
では頭の何かですが、この言葉の前に話している
「無無明」になります。
言葉としては「迷いが無い」と解釈しました。
つまり
「無明 から 老死 まで ぜーんぶ無い」と言えますね。
それぞれに無が付いていますが、言葉として話すときはこのように話したほうが伝わりやすいです。
次に「亦無老死尽」になりますが、
「亦」は「同じように」
「尽」は「尽きる」と考えると。
「同じく、老いて死ぬことが尽きることは無い」となりますね。ん~最強に解りづらい・・・
少し整理させてください!!
「無無明」 「亦」 「無無明尽」
「乃至」
「無老死」 「亦」 「無老死尽」
どうです?共通点が何となく見えてきましたよね。
このフレーズは個別に解釈するよりもひっくるめて解釈したほうが良い気がしてきました。
※「無明」を(無知・迷い)と言葉を変えずに「無明」のまま考えてみます。
私の解釈は
「無明から老死なんてないし、無明が無くなる事も老死が無くなる事も無いんだよ」
です。
※この無明とか老死についてはさらに続きのブログでご説明します。