忠兵衛ぐでんぐでん日記

高知の歴史好きが作ったプチ武将列伝&ざっくばらんな話集等です。

書籍の紹介「土佐物語」

歴史好きの私にとって、幸せな場所の一つに「図書館」があります。
近所に小さな図書館があり、週末等家族と一緒に出掛けています。

なぜ図書館と歴史好きがリンクするのか?

答えは簡単です。歴史書籍は結構高い・・・
全部購入していては一気に破産してしまいます。

最近は

「現代語訳 土佐物語 ~四国の勇姿の戦国期~」(中島重勝・著・南の風社・2013年3月刊)

を愛読しています。

前々から読みたかったのですが、なかなか手にする機会がなかったので、素直にうれしかったです。

中島重勝さんによって分かり易く語訳されており、すんなりと物語のイメージが入ってきます。

しかしながら、非常に膨大な情報で、なかなか読み切れませんので一気に読むよりも、時間の空いた時に少しずつ読むようにしています。

 

「土佐物語」とは、1708年ごろ(江戸時代)に「吉田考世(よしだ たかよ)」によって書かれた軍記物語で、
土佐長宗我部氏の事を物語風に書いています。考世は、長宗我部家臣であった「吉田 重俊(よしだ しげとし)」の子孫だそうです。

 

主軸は長宗我部一族の四国統一や九州征伐関ケ原等のお話が時系列で書かれているんですが、所々で小さなお話や家臣、長宗我部と
関わりのあった各種武将の事が結構詳細に書かれています。
もちろん、当時は資料も乏しいと思われますので、他の文献と照らし合わせると相違している点もあるみたいですが。
半分物語として楽しむ分には非常に面白いです。

せっかくブログもしていますので、読み進めながら紹介できる部分については書いていこうと思っています。

今回は紹介メインでした^^)興味のある方は是非購入を検討されてみてはどうでしょうか。

私も今は図書館で借りていますが、一生手元に置いておきたい気持ちが膨らんでいますので、きっとお金をためて書店、もしくは
ネットでポチっとしちゃうと思います。